平素は弊社製品に格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございます。
このたび、
エッジAIサーバー「
ICS‑2000(以下、新製品)」
(産業用PCとの違いは?)を開発し、本日3月17日より販売を開始しました。新製品は、最大64コアのAMD EPYC™ 8004シリーズプロセッサを搭載し、クラウドからエッジへのAI処理の分散を強力に推進する、次世代ハイパフォーマンスプラットフォームです。スマート製造、セキュリティ監視、交通インフラ、ローカルデータセンターなど、高性能かつ省スペースでのAI推論・データ処理が求められるエッジコンピューティング環境に最適です。
詳しくは、以下をご確認ください。
インテリジェントエッジに、圧倒的な計算性能を
新製品は、Zen 4アーキテクチャに基づいたEPYCプロセッサにより、驚異的なマルチスレッド性能と低消費電力の両立を実現。さらに、最大2枚の900WハイエンドGPUカードを搭載可能なシャーシ設計により、AI推論から機械学習、ビッグデータ分析まで幅広い用途に対応します。
スケーラブルな設計と豊富な拡張性
PCIe 5.0スロット×6、最大4枚のU.2ストレージ、4基のM.2スロットにより、ストレージ性能と拡張性にも優れており、リアルタイム処理を要求されるアプリケーションにも対応します。
堅牢性・信頼性・機能性をすべて備えた設計
さらに、最大768GBのDDR5メモリ、広電圧入力(16V~50V DC/90~240V AC)にも対応し、データセンタークラスの性能をあらゆる場所へと展開可能です。
新製品は、ハードウェアの柔軟性とパフォーマンスを両立し、AI時代における最適なエッジインフラを提供します。スケーラビリティ、堅牢性、信頼性の面でも、今後のAIシステムにとって不可欠な存在となるでしょう。
データセンタークラスの性能をエッジで実現するなら、ぜひお気軽に
お問い合わせください。
■ エッジサーバーとは?
エッジサーバーとは、クラウドに依存せず、データ発生現場(=エッジ)で処理を行うための高性能なコンピューティングプラットフォームです。Vecowでは従来、ファンレス・コンパクトな産業用PCを中心に展開してまいりましたが、近年のAIワークロードの高負荷化に伴い、より高性能な処理が求められる現場も増えています。エッジサーバーはそうした用途に向けて、従来の産業用PCとは異なるスケーラビリティやGPU対応、メモリ拡張性を備えたプラットフォームとして注目されています。
■ エッジサーバーと従来の産業用PCの違いは?
従来のファンレス産業用PCは、信頼性・省電力性を重視してきましたが、処理性能には限界がありました。
一方、エッジサーバーはGPU対応や大容量ストレージ、高速I/Oを備え、AI・ビッグデータ処理といった負荷の高いアプリケーションにも対応可能です。
すべての現場に必要というわけではありませんが、より高度なリアルタイム処理やクラウド連携を行う現場では不可欠な選択肢になりつつあります。
★エッジサーバーを導入するメリット
・クラウドとの通信遅延や通信費の削減
・データのローカル処理によるセキュリティ強化
・AI推論・画像解析などのリアルタイム処理が可能
・設置環境に応じた柔軟な構成が選択可能
★適した使用シーン
・スマート工場
・交通インフラ・鉄道システム
・セキュリティ監視システム
・エッジデータセンター(エッジDC)
・自動運転・車載AI
・5G基地局のエッジコンピューティング
★ エッジサーバーに関するご要望がございましたら…
もちろんカスタマイズ対応は可能です!ぜひお気軽に
ご相談ください。
Vecowについて
Vecowはグローバルな組込み専門メーカーであり、お客様よりご信頼をいただけるよう最高なビジネスパートナーになることを目指している台湾企業です。主な製品は過酷な環境において高耐久性を求めている自動化工場やロボット制御など幅広く使われるファンレス産業用PCの設計開発から製造販売まで一貫して取り組んでいます。近年に工業自動化を中心にするロバスト性のトレンドを考慮したAI推論システムをはじめ、AIコンピューティングシステム、シングルボードコンピュータ (SBC)、マルチ対応タッチパネルPC/ディスプレイ、各種画像処理拡張カード、IoT周辺機器の製造提供により、マシンビジョン、鉄道車両、ロボット制御、車載システムなどの分野において、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案します。

広告連絡は下記までご連絡ください。
[email protected]